AIの活用事例

AIエージェント「ALF」を活用しているお客様の事例インタビュー

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日本のAIコールセンターは「自動化」だけでは失敗する?「おもてなし」と「効率」を両立する未来への処方箋

日本のコールセンターDX担当者は、「AI導入」の指示と現場の現実に板挟みになりがちです。人手不足への対策として期待される一方、「おもてなし」の低下やAIの誤回答(ハルシネーション)、現場の負担増への懸念が根強いからです。 本記事では、導入が進まない背景を整理し、海外や国内先行企業の事例から「人とAIの役割分担」のヒントを紐解きます。 また、適切なKPI設計や現場と進める検証プロセスなど、失敗しないためのポイントを解説。終盤では、チャネルトークを活用したチャネル一元管理や業務支援AIについて紹介します。「自動化ありき」ではなく、「効率」と「おもてなし」を両立させる、自社に合った運用の道筋を描くためのガイドです。 日本のコールセンターでAI導入が進みにくい3つの要因 採用難・人手不足が深刻化する現場 多くの現場では採用難と定着率の低さが慢性化しており、ギリギリの人員で運営しています。 この状況でAI導入を進めると、「現場が疲弊しているのに新しいツールを覚える負担が増える」と反発を招きがちです。本来は、人手不足解消のためのAIですが、導入自体が負担と捉えられてしまうのです。 DX担当者は、人

· Jay

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「AI導入」ではなく「AI運用」を SHEが実現した問い合わせ50%減の舞台裏

「オンラインスクール × コミュニティ」の先駆けとして注目を集めるSHE株式会社。2017年に事業を開始したSHElikes(シーライクス)の会員数は伸び続けています。しかし会員数の増加に伴い、問い合わせ数も比例して増える中、効率化を求められていました。そこでSHEのCSチームでは入会のサポートから受講中のお困りごとを迅速に対応するCS体制を整えるために、チャネルトークを導入し、AI対応をスタートすることで大幅な効率化を実現しました。 今回は、CSマネージャーの吉野華純氏に“CS変革”の全貌を伺いました。 変革の始まり──「作り込むCS」から「進化するCS」へ -吉野さんの経歴とSHEのCS体制を教えてください。 吉野:私はカスタマーサポートの職種で働き始めて11年目になります。メルカリ→エウレカ→GOOPASSと経験し、現在はSHE株式会社でCSのマネージャーを担当しています。スタートアップの、土台をこれから作っていく環境が自身の性格とも合っており、仕組みづくりを行うことも多くありました。 SHEでも問い合わせ対応ツールのリプレイスを行うことで、より最適なCS対応ができるよう整備した

· Spica

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AIによって現場を変える。CSの次なる進化を実現するアダストリアの挑戦

アダストリアが推進するCS変革の原動力は、現場で積み重ねられる日々のトライ&エラーです。前編では全社レベルのCS戦略を概観しましたが、後編では、現場主導で実装したAIソリューションの導入プロセスと、今後想定されるビジネスインパクトを深掘りします。(前半記事はこちら) 生成AIの急速な普及を受け、多くの企業がAI活用を模索する中、アダストリアCSチームは月間3000件超のチャット問い合わせを完全自動化し、顧客満足と業務効率の両立を実現しました。AI黎明期に先行して成果を創出できた要因と運用のリアルを、CS統括・宇都宮氏とCS/DXチームリーダー木津せりか氏に伺います。 ワークフローとAIのハイブリッドで、有人チャットから無人チャットへ -木津さんのご経歴を教えてください。 木津:アダストリアのブランド「グローバルワーク」にアルバイトとして入社し、その後社員登用を経て約2年間店舗店長を務めました。その後、会社の社内公募に手を挙げCSに異動して、現在3年目になります。顧客対応に加え、チャネルトークのAIエージェント「ALF」のチューニング(教育)やシナリオ設計、VoCレポートの作成・推進を担

· West

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【前編】CSは「守り」じゃない。顧客の“体験”を創る、アダストリア次の10年の挑戦

2024年10月、長らく日本のファッションECをリードしてきたアダストリアが運営する「.st」は、新たに「and ST」へと名称を変更しました。あわせて、新会社「株式会社アンドエスティ」も設立され、本格的に新たなチャレンジが始まっています。 この大きな変革の中で、これまでの既成概念を大きく覆そうとしているのがCSチームです。従来の“守り”の役割から脱却し、顧客体験そのものをつくる“攻め”の組織へと進化しています。中でも、AIを活用した取り組みが、業務のあり方そのものを大きく変えつつあります。 今回お話を伺ったのは、カスタマーサクセスとCS統括をしている宇都宮 英氏。アダストリアが見据える戦略と、CSチームが挑む次なる進化について語っていただきました。 変革を経て成長 アダストリアのチャレンジ 宇都宮:私は新卒でアダストリアに入社し、まずは店舗の販売員としてキャリアをスタートしました。そこから店長、SV(スーパーバイザー)を経て、本部に異動。自社で運営していた「.st」やZOZOTOWNなどの外部モールの運用や、マーケティング業務にも携わってきました。 その後、CS業務を担当するようにな

· West

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AIが「対応力」を底上げする時代へ SNKRDUNK CSチームの進化と挑戦

スニーカー/トレーディングカード/アパレルの売買プラットフォーム「SNKRDUNK(スニーカーダンク)」。2018年のスタートから急成長を遂げ、現在は月間アクティブユーザー数が600万人を超え、年間流通総額は数百億円規模に達しています。 この成長の背景には、カスタマーエクスペリエンス(CX)部門の存在があります。サービスが急成長し続ける中、ユーザー体験を高めながら、土台を支えるCX組織は、どのような理念を持ち、課題に向き合っているのでしょうか。 今回は、運営元である株式会社SODAのCX部門でCS部全体を統括するマネージャー・阿部幸太氏、CS部の運営管理リーダー・菅原亜実氏にお話を伺いました。 急成長とともに進化するCX組織 体制の構築はスピードと成長重視で -SODAが立ち上がって7年。サービスの規模は急成長を遂げてきています。CXの体制はどのように構築してきたのでしょうか? 菅原:お客さま体験の向上とサービスの成長を最優先に考え、スピード感を持って今の体制を構築してきました。 CX部門は主に以下の3部署で構成されています。 カスタマーサービス(CS) 物流(Logistics) 鑑

· West

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BtoBのCS現場に必要なAIへの向き合い方。AIエージェント「ALF」を活用したチャネルトークCXチームの取り組み

BtoB SaaSの顧客対応でAIはどのように活用できるのでしょうか。FAQのような定型文で返答ができる問い合わせなどであれば、AIを活用し効率化を推し進めることが可能です。しかし、BtoB SaaSでは顧客ごとに異なる設定・利用プランに応じての案内が必要であり、顧客情報を加味しつつ、適切な案内をするためには有人対応が必須な部分が多くあります。ではBtoB SaaSにおける顧客対応で、AIの活用は限定されてしまい、高い効果は望めないのでしょうか? そんなことはありません!実際に私たちチャネルトークのCXチームでは、自らもALFを活用し、問い合わせ数・対応時間を大幅に削減することができています。 どのような要件定義を行いAI活用をスタートしたのか、日々のAI運用についてチャネルトークCXチームにインタビューを行いました。 件数ではなく対応時間、BtoBの現場で見るべきAI指標 -チャネルトークのお客様対応の体制や問い合わせ数を教えてください。 CX Manager Ava Ava:顧客対応をメインで担当しているのは2人です。シフト制なので同時に2人が稼働するのではなく、対応時間内は1人で

· West

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ALFと共に生まれる新しい“Her lip toらしさ”の顧客体験

元AKB48の小嶋陽菜氏が2018年に立ち上げたライフスタイルブランド「Her lip to」。"今着たい服”をコンセプトに商品を展開しています。ECからスタートしましたが、2022年にコンセプトストア「House of Herme」を表参道にオープン、現在もポップアップイベントを頻繁に開催し、扱う商材もアパレル・ビューティ・ランジェリーとその数を増やし続けています。 事業が拡大する一方で、お客さまからのお問い合わせも増え続けていますが、Her lip toを運営しているheart relationメンバーは常に期待値を超える体験を提供するための取り組みを行なっています。最近ではAIを活用しお客様の課題解決に取り組んでいます。デジタル推進部の西田氏とCS部マネージャーの岡田氏に顧客の関わり合いとAIをどのように活用しているのかお話を伺いました。 細部までこだわるトップの考えがチーム全体に浸透し強い組織に -お二人の経歴を教えてください。 西田:私はIT企業でキャリアをスタートしました。主にゲームプロデューサーなどを担当していました。7年ほど勤めた後、知り合いが立ち上げたコスメプラットフ

· West

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